ブログ

ブログ

相続人になるのは誰?

2021/08/11
カテゴリー: 相続人 タグ: 代襲相続内縁

弁護士の佐野です。

 

相続したい人たちの間で全く揉めていないと、遺産分割には何の問題もありません。相続したい皆さんで好きなように分けることができます。

 

全くの第三者にもらってもらうことも可能です。この場合、第三者が法的に相続するわけではありませんが、財産をもらってもらうことはできるわけです。

 

 

では、揉めたときどうするかというと、最終的には無理矢理にでも決めないといけません。でないと、相続財産はほったらかしになってしまいます。無理矢理にでも決めようとすると、法治国家では法律で決めざるを得ません。

 

法律で決めることになると、どんな事情があっても全ては考慮できませんし、気持ちもお構いなしですので、当然理不尽な結果になることもあります。揉めてしまっている以上、それはやむを得ません。

 

なので、どうせ揉めるなら、せめて遺言でなるべく揉めないようにしてあげるのが、温情というものでしょう。

 

 

 

さて、法律では相続人の範囲は、民法という法律で定められています。

 

  • 配偶者:常に相続人になります。(民法890条)

 

残念ながら、内縁関係の方は相続人にはなれません。

 

理不尽ですが、これは、「相続人と認めるべき配偶者」をどう定めるかの問題です。法律上結婚している人かどうかで線引きしましょうという制度が採用されているということになります。どういう内縁ならOKかという線引きが難しいということもありますね。

 

 

  • 配偶者以外の人で第1順位:子ども(民法887条1項)

 

子どもがすでに亡くなっているときは、その子(孫)が相続人になります(民法887条2項)。これは延々引き継がれます(民法887条3項)。

 

お父さんが亡くなった際、胎児がいる場合は、その胎児も相続人になります(民法886条1項)。ただし、生きて産まれてこないといけません(民法886条2項)。なお、お母さんが亡くなった際、というのは考えられません。

 

 

  • 配偶者以外の人で第2順位:親(民法887条)

 

親がすでに亡くなっているときは、その親(祖父母)が相続人になります(民法889条1項1号)。これは延々引き継がれます(民法889条2項)。父母も祖父母も存命のときは、亡くなった方に近い父母が相続人になります(民法889条1項1号但し書き)。

 

  • 配偶者以外の人で第3順位:兄弟姉妹(民法889条1項2号)。

 

兄弟姉妹が亡くなっているとき、その子(甥姪)は相続人になりますが、その甥姪の子は相続人になれません(民法889条2項は887条3項を準用せず)。

 

図で見れば明快です。「相続人、範囲」で画像検索していただければ、いくらでもヒットしますので、他のサイトをご覧下さい。

 

2021年8月11日

カテゴリー一覧
固定資産税
国税局の調査
弁護士
法的手続の流れ
相続人
相続分
相続放棄
税理士
自己紹介など
遺産分割
離婚
タグ一覧
代襲相続
内縁
固定資産税
届出期間
廃除
法定相続分
法的手続
相続税
税務調査
老後の備え
補足率
贈与税
路線価
遺言
離婚
離婚届
離婚後の子の戸籍と氏
離婚後の氏

TOP